こんにちは! 「株を買ってみたいけど、何を基準に選べばいいの?」そう思っている投資初心者さん、意外と多いのでは?実は、株式投資には“数字”から見えてくるポイントがたくさんあります。
今回は、PER・PBR・ROEという3つの超重要指標について、やさしく&実践的に解説していきます!これを読めば、企業分析の第一歩がグッとわかりやすくなりますよ
まずは「PER」からチェックしよう!
PER(株価収益率)=株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
株価がその企業の利益に対してどれくらい高いか、安いかを示す指標です。言い換えると、「その株を何年で元を取れるか」を示しているとも言えます。
見方と目安
- 一般的に PERが15〜20倍くらいが平均的
- PERが高い:将来の成長が期待されている(割高に見えることも)
- PERが低い:現在の利益に対して株価が安い(ただし業績不振の可能性も)
「安すぎるPER=掘り出し株!」と感じるのは危険。過去の業績や今後の成長性とセットで見ましょう。
続いて「PBR」も重要!
PBR(株価純資産倍率)=株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
会社が持っている“資産”と比べて、株価がどう位置づけられているかを示します。 簡単に言えば「企業の価値と比べて、株価が割高か割安か」を判断する指標です。
見方と目安
- PBRが1倍以下:企業の資産価値より株価が安い=“割安株”の可能性あり
- PBRが高い:ブランド価値や今後の成長に期待されている状態
PBRは、企業の解散価値などにも関連しますが、実際の株価は将来の利益を織り込んでいるため、低すぎるからといって必ずしも“買い”ではありません。
最後に「ROE」で企業の稼ぐ力を見る!
ROE(自己資本利益率)=純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)
企業が自分の資本を使って、どれだけ効率よく利益を生み出しているかを示します。 いわば「お金の使い方が上手な会社かどうか」がわかる指標です。
見方と目安
- ROEが10%以上:優秀とされる水準
- ROEが高い=効率よく利益を出している会社
- ROEが低い=資本を活かせていない可能性あり
ROEが高い企業は、投資効率が良く、株主還元にも積極的な傾向があります!
3つの指標はセットで見る!
指標 | 意味 | 見方のポイント |
---|---|---|
PER | 利益に対して株価が高いか | 業績と成長性をセットで確認 |
PBR | 資産に対して株価が高いか | 解散価値や割安感をチェック |
ROE | 資本でどれだけ稼いでるか | 企業の効率の良さを判断 |
ひとつだけを見るのではなく、3つセットで判断するのがポイント! バランスよく見れば、「成長期待 × 割安度 × 効率性」を掛け合わせた魅力的な銘柄が見つかるかも📈
まとめ
PER・PBR・ROEは、どれも「この株ってどうなの?」を考えるヒントになる重要な指標。 最初は難しく見えるかもしれませんが、数字の意味を知れば、企業選びがもっと楽しくなります!
投資は怖がるより、知ることが一番の近道。まずは気になる銘柄の3つの指標を見てみませんか?
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