ビジョナル株式会社の基本情報

会社名ビジョナル株式会社
業種情報・通信業
従業員数連2175名 単116名
従業員平均年齢38.6歳
従業員平均勤続年数5.2年
平均年収8613000円
1株当たりの純資産(連結)1676.22円
1株当たりの純利益(連結)400.76円
決算時期7月
配当金0円
配当性向0%
株価収益率(PER)29.6倍
自己資本利益率(ROE)(連結)26.7%
営業活動によるCF195億円
投資活動によるCF▲36億円
財務活動によるCF▲12億円
研究開発費※18000000円
設備投資額※18.77億円
販売費および一般管理費※1514.56億円
株主資本比率※261.1%
有利子負債残高(連結)※380000000円
※「▲」はマイナス(赤字)を示す記号です。
経営方針
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「新しい可能性を、次々と。」をミッションとし、社会における様々な「課題」を、テクノロジーを活用したサービス創造を通じて解決する事業を複数擁するデジタル・トランスフォーメーション・カンパニーとして、社会に貢献してまいります。 (2) 経営戦略今後の方向性としては、主力サービス『BizReach』を含むHR Tech領域でのさらなる事業成長とともに、社会的課題を捉えた新規事業の継続的な創出、国内外の有望な企業への投資とノウハウ提供を通じて、当社グループの事業領域拡大と企業価値の向上を図ってまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、事業規模と収益性を測る指標として、売上高及び営業利益を重視しております。なお、営業利益の創出を維持するとともに、中長期的な企業価値の向上のため、新規事業への先行投資を継続することを企図しております。また、サービス別では主要サービスである『BizReach』においては、累計導入企業数、年次利用中企業数及びスカウト可能会員数、『HRMOS』シリーズにおいては、採用管理システム『HRMOS採用』、人財活用システム『HRMOSタレントマネジメント』及び社内スカウトサービス『社内版ビズリーチ by HRMOS』のARR、Churn rate、利用中企業数、ARPUの合計値により指標の管理を行っております。 (4) 当社グループの強み① 市場での『BizReach』の明確なポジショニングと更なる拡大余地 『BizReach』の主なターゲットとなる、日本における従業員101名以上の企業数は、51,444社(「都道府県別一般事業主行動計画策定届の届出及び認定状況(2025年3月末時点)」(厚生労働省)を加工して算出)存在し、『BizReach』をご利用いただいたことのある年次利用中企業数は、18,800社以上(2025年7月末時点)です。現在の市場においても、未利用企業の新規開拓及び利用企業への深耕営業の促進により、更なる成長可能性を有しております。当社グループの主力サービスである『BizReach』は、経営幹部等のプロフェッショナル人材の採用を支援するサービスであり、顧客企業が抱える経営課題を解決する性質を有しております。スカウト可能な307万人以上(2025年7月末時点)のプロフェッショナル人材のデータベースを擁し、顧客企業と経営上のパートナーとしての関係性を築いております。 ② 各採用領域における充実したサービスラインナップ当社グループは、新卒をターゲットとする『ビズリーチ・キャンパス』、企業活動の中核を担うプロフェッショナル人材の採用を支援する『BizReach』とキャリア形成における各ステージのサービスを提供することに加えて、パートタイマー・アルバイト領域の求人検索エンジン『スタンバイ』等を通じて、各領域特化型の採用サービスを提供しております。国内における人材獲得競争が激しさを増す中、当社グループは採用に関する総合的なプラットフォーマーとして、確かな地位を築くことを目指しております。 ③ 収益構造の多様化当社グループは、『BizReach』に代表されるフロー型の収益構造に加え、『HRMOS』シリーズに代表されるサブスクリプション(定期購入による継続課金)型のサービス提供を通して、収益構造の多様化を図り、安定的かつ継続的な収益構造を目指しております。 ④ 幅広い領域における新規事業創出能力当社グループは、採用領域における事業開発のみならず、HR SaaS領域における『HRMOS』シリーズ、M&A領域における『M&Aサクシード』、サイバーセキュリティ領域における『yamory(ヤモリー)』、『Assured(アシュアード)』等、幅広い領域において新規サービスを生み出してまいりました。当社グループは、継続的な新規事業創りに対する強いコミットメントを有しております。また、当社グループは、新規事業を創出し、一定の規模に育てた上で、当該事業を高く評価するパートナー企業に持分を譲渡することを通じて、成長資金を獲得してきた実績もあります。具体的には、株式会社ビズリーチが2010年に開始したセレクト・アウトレット型EC事業『ルクサ』については、当該事業を株式会社ルクサ(現:auコマース&ライフ株式会社)として分社させた後に、2015年にKDDI株式会社への株式売却を行いました。また、株式会社ビズリーチが2015年に開始した求人情報エンジン『スタンバイ』については、2019年にZホールディングス株式会社(現:LINEヤフー株式会社)と株式会社ビズリーチの合弁事業会社として事業開始した株式会社スタンバイに対して、事業の吸収分割を行いました。更に、株式会社ビズリーチが2016年に開始したクラウド活用と生産性向上の専門サイト『BizHint(ビズヒント)』の運営を行う株式会社ビズヒントについては、2023年12月にスマートキャンプ株式会社への株式売却を行いました。これらの取引より得られた資金は、グループのさらなる成長のため、新規事業開発等に再投資されております。 ⑤ プラットフォーマーとしてのポジショニング当社グループは、主力サービス『BizReach』の運営で培ったプラットフォーム運営ノウハウを活かし、他領域でも主要なプラットフォーマーとしての地位を確立しております。物流業界のデジタル・トランスフォーメーションを推進する荷主・運送企業を結ぶ物流DXプラットフォーム『トラボックス』、国家課題でもある事業承継をはじめとする資本の流動化を支援する法人限定M&Aプラットフォーム『M&Aサクシード』、SaaS/ASP(Application Service Provider)等のクラウドサービスの安全性を可視化するセキュリティ信用評価『Assured(アシュアード)』、取引先企業の安全性を可視化するセキュリティ信用評価『Assured企業評価』、ITシステムの脆弱性を自動で検知して管理・対策ができる脆弱性管理クラウド『yamory(ヤモリー)』の運営を行っております。 (5) 経営環境 企業寿命と労働寿命のミスマッチ、成果主義への移行、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるリモート勤務の浸透等により、「働き方」や「転職への考え方」が根底から変化し、雇用の流動化は益々加速すると考えております。また、日本の生産年齢人口が減少していく中、中途採用による人材強化や、労働生産性を向上させるための投資は強化されるものと考えております。更に、日本における採用支援市場は、米国市場と比べると、雇用の流動化による市場拡大余地が大いにあると考えております。例えば、厚生労働省が発表した「令和4年版 労働経済の分析-労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた労働移動の促進に向けた課題」 によると、10年以上の勤続年数の雇用者割合は米国の28.8%に対し日本は45.9%と雇用者の勤続年数は長期となっております。雇用の流動化により、労働需要のより高い分野への人の移動を促進することが重要であると考えております。 (6) 事業上及び財務上の対処すべき課題(2)に記載の経営戦略を実行していく上で、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。① 採用市場における「ダイレクトリクルーティング」の浸透当社グループの中核をなすHR Tech関連サービスにとって、「ダイレクトリクルーティング」の浸透が大きな成長ドライバーとなっております。そのため、当社グループは、東京・大阪・名古屋・福岡等の各拠点における営業活動、TVコマーシャル等の積極的な広告宣伝、各種メディアを活用した戦略的な広報等により、当社サービスの知名度の向上とともに「ダイレクトリクルーティング」の周知・啓蒙に努め、一定の成果をあげてまいりました。これにより、「ダイレクトリクルーティング」の代表的なサービスとしての認知を得ることに成功しています。一方で、国内すべての正社員転職件数を潜在的な市場とみなした場合、当社グループサービスを経由した転職件数が占める比率はまだ低い水準にあると考えております。当社グループサービスの認知度の高まりを、当社グループサービスを経由した転職件数の更なる増加につなげることで、今後の収益増を実現してまいります。このために、「ダイレクトリクルーティング」の具体的な成功事例の積み上げと周知に努めるとともに、経営者・採用担当者による実践を助けるノウハウを手厚く提供してまいります。 ② 収益源の多様化当社グループは、事業規模の指標である売上高については、ほとんどの事業において順調に成長している一方で、収益性の指標である営業利益については、BizReach事業への依存度が高い状態にあります。中長期に亘って成長するグループであるために、BizReach事業に続く収益の柱を確立することが重要であると考えております。 ③ 優秀な人材の確保当社グループは、今後も事業領域を広げつつ、各事業の成長を目指していく上で、多様なバックグラウンドを持つ優秀な人材を採用し続けることが不可欠であると考えております。これまでも、経営者、事業責任者、採用担当者等が自ら候補者を見つけ出してアプローチする「攻め」の採用手法と、求人メディアへの出稿や人材紹介会社の利用といった従来型の「待ち」の採用手法を組み合わせて、あらゆる選択肢の中から主体的に最善手を選びながら「ダイレクトリクルーティング」を実践する中で、従業員2,100名を超える組織を築いてまいりました。今後も、多様な採用手法を用いて優秀な人材の獲得に努め、「ダイレクトリクルーティング」のコンセプトを体現してまいります。 ④ 情報管理体制の強化当社グループが運営する事業においては、顧客情報、個人情報を多く取り扱っており、これらの情報管理については重要課題と認識しております。個人情報保護方針及びインサイダー取引の未然防止を含む社内規程の整備並びに規程の運用の徹底、社内研修の実施を通じて、これらの情報については厳正に管理しておりますが、引き続き関連社内システムの一層のセキュリティ強化、社内研修の更なる整備等を図り、情報管理のための管理体制を拡充してまいります。なお、株式会社ビズリーチ及び一部の子会社は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が運営するプライバシーマーク制度の認証を取得しております。また、一部の子会社において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISO/ICE27001:2022を取得しております。 ⑤ 内部管理体制の強化当社グループは、急速に事業が成長しており、求められる機能も拡大しております。継続的に当社グループが成長を遂げていくためには、経営上のリスクを適切に把握し、当該リスクをコントロールするための内部管理体制の強化が重要な課題と考えております。このため、今後も事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、監査等委員会による監査等を基軸とするコーポレート・ガバナンス機能の充実等を図ってまいります。また、当社グループの成長速度に見合った人材の確保及び育成のため、継続的な採用活動と研修活動を行ってまいります。
経営者による財政状態の説明
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度の我が国経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの緩やかに回復しております。しかしながら、金融資本市場の変動の影響、継続的な物価上昇等、世界経済の下振れに伴う我が国の景気下押しリスクは解消しておらず、先行きは依然として不透明な状態にあります。このような状況の中、当社グループにおいては主に国内企業の好調な求人意欲を背景に、当連結会計年度においてもBizReach事業がグループ全体の業績をけん引する結果となりました。この結果、当連結会計年度の実績は、売上高は80,161百万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は21,442百万円(同20.2%増)、経常利益は22,715百万円(同22.9%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は15,950百万円(同22.8%増)となりました。 (i) HR TechHR Techセグメントは『BizReach』、『HRMOS』及びその他のHR Techサービスで構成されております。BizReach事業においては、引き続きプロフェッショナル人材領域の人材需要の強さや、積極的な広告宣伝活動の結果、当連結会計年度末時点で、累計導入企業数(注1)は38,100社以上(前連結会計年度末31,700社以上)、年次利用中企業数(注2)は18,800社以上(同16,000社以上)、利用ヘッドハンター数(注3)は9,000人以上(同7,800人以上)、スカウト可能会員数(注4)は307万人以上(同258万人以上)となり、全ての指標で、前連結会計年度末比で成長し、BizReach事業の売上高は68,610百万円(前年同期比18.8%増)、管理部門経費配賦前の営業利益(注5)は28,408百万円(同21.8%増)となりました。HRMOS事業においては、新規機能開発のためのプロダクト投資を継続しながら、利用顧客拡大に向けて営業活動や広告宣伝活動を行っております。当連結会計年度においても2024年8月に『HRMOS採用』の新機能として、AIを活用し、少ない工数で精度の高い求人が作成できる「求人自動生成」、ポジション充足の選択肢を社外だけでなく社内にも広げることができる「社内公募機能」をリリースしたことをはじめ、多くの新機能開発及び機能アップデートを行いました。また、新たな経営課題である「人材流出」に対し、社員にキャリアの選択肢と可能性を提供する「社内スカウト」活動を推進することで、社員が働き続けたくなる会社づくりを目指す新サービス『社内版ビズリーチ by HRMOS』の広告宣伝活動を2025年1月末より開始しております。『HRMOS採用』、『HRMOSタレントマネジメント』及び『社内版ビズリーチ by HRMOS』サービスの合算KPIについては、ARR(注6)は前年同期末比34.4%増の3,732百万円、利用中企業数(注7)は同24.3%増の2,421社、ARPU(注8)は同8.1%増の128,460円となり、12か月平均であるChurn rate(注9)は0.58%となりました。この結果、HRMOS事業の売上高は5,212百万円(前年同期比35.6%増)、管理部門経費配賦前の営業損失(注5)は769百万円(前年同期は1,021百万円の管理部門経費配賦前の営業損失)となりました。これらの結果、HR Techセグメントの当連結会計年度のセグメント売上高は76,962百万円(前年同期比20.6%増)、セグメント利益は24,739百万円(同23.3%増)となりました。 (注)1.『BizReach』を導入した累計企業数、ヘッドハンターを除く2.会計期間中に1日以上の利用がある直接採用企業数3.株式会社ビズリーチによる審査を経たヘッドハンター数4.『BizReach』会員のうち、「採用企業への職務経歴書公開設定」を公開にしている、又は「ヘッドハンターへの職務経歴書公開設定」を公開にしている会員数5.経理、法務、人事機能等の経営管理に携わる人件費や付随する外注費等の費用及び、情報システム部門やデザイン部門のうち直接製品に費用を賦課することの出来ない人件費や付随する外注費等の費用を事業に負担させる前の事業の営業利益又は損失 6.Annual Recurring Revenueの略称。各四半期末の月末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略)を12倍して算出。MRRは、対象月末時点における継続課金企業に係る月額料金の合計額(一時収益は含まない)7.サービスを利用するユニークな有料課金ユーザー企業数8.Average Revenue Per Userの略称。月末時点のMRR÷利用中企業数9.当月の解約により減少したMRR÷前月末のMRRを単月Churn rateとし、その直近12か月平均 (ⅱ) IncubationIncubationセグメントは『トラボックス』、『M&Aサクシード』、『yamory(ヤモリー)』、『Assured(アシュアード)』、『TSUIDE』等で構成されております。Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当連結会計年度のセグメント売上高は3,139百万円(前年同期比41.4%増)、セグメント損失は1,691百万円(前年同期は1,020百万円のセグメント損失)となりました。 ② 財政状態の状況当連結会計年度末における総資産は95,405百万円で、前連結会計年度末に比べ19,091百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が14,672百万円増加し、72,779百万円となったこと、売上高が伸長したことにより受取手形、売掛金及び契約資産が1,458百万円増加し、7,212百万円となったこと、建物が209百万円増加し、1,104百万円となったこと、子会社株式の取得によりのれんが1,218百万円増加し、3,741百万円になったこと等によるものであります。当連結会計年度末における負債合計は27,646百万円で、前連結会計年度末に比べ3,720百万円の増加となりました。これは主に、BizReach事業において、利用企業数が伸長したこと等により未経過分の契約負債が3,510百万円増加し、12,125百万円となったこと等によるものであります。当連結会計年度末における純資産は67,759百万円で、前連結会計年度末に比べ15,370百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が15,950百万円増加したこと等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は72,779百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは税金等調整前当期純利益22,700百万円、契約負債の増加3,510百万円、売上債権の増加1,266百万円、法人税等の支払いによる支出7,212百万円等により、全体として19,587百万円の収入となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出1,962百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,046百万円、敷金及び保証金の回収による収入500百万円等により、全体として3,658百万円の支出となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは子会社株式の取得による支出1,448百万円等により、全体として1,247百万円の支出となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性質上、受注状況の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)HR Tech76,962120.6Incubation3,139141.4合計80,101121.3 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.上記の他に不動産賃貸収入等が135百万円計上されております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択と適用を前提とし、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断しておりますが、判断時には予期し得なかった事象等の発生により、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (のれん及び顧客関連資産の評価)当社グループは、のれん及び顧客関連資産について、その効果の発現する期間にわたって均等償却しております。また、その資産性について子会社の業績や事業計画等を基に検討しており、当該事業計画等の仮定に変動が生じることで、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回った場合は、減損損失として計上する可能性があります。 (繰延税金資産の回収可能性)当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の状況の分析(売上高)当連結会計年度における売上高は80,161百万円(前年同期比21.2%増)となりました。主な内訳としては、BizReach事業が68,610百万円(同18.8%増)、HRMOS事業が5,212百万円(同35.6%増)と伸長しております。BizReach事業においては、引き続きプロフェッショナル人材領域の需要の強さや、積極的な広告宣伝活動の結果として、2025年7月期末の利用中企業数は18,800社以上と2024年7月期末の16,000社以上に比べ増加いたしました。また、スカウト可能会員数は307万人以上(同49万人増)となり売上の伸長に寄与いたしました。HRMOS事業においては、積極的な顧客開拓により、利用中企業数は2,421社(同474社増)となりました。12か月平均のChurn rateは0.58%となりました。 (売上原価、売上総利益)売上原価は7,262百万円(前年同期比27.0%増)となり、売上高の増加に伴い、売上総利益は72,899百万円(同20.6%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)販売費及び一般管理費は51,456百万円(前年同期比20.8%増)となりました。人員の拡大等に伴う人件費等の増加やBizReach事業の広告宣伝費の増加を上回る売上総利益の増加の結果、営業利益は21,442百万円(同20.2%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益)営業外収益は持分法による投資損益や違約金収入等により1,311百万円、営業外費用は投資事業組合運用損益やコミットメントフィー等により38百万円となり、この結果、経常利益は22,715百万円(前年同期比22.9%増)となりました。 (特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益)特別利益は固定資産受贈益により20百万円となり、税金等調整前当期純利益は22,700百万円(前年同期比19.9%増)となりました。また、法人税等を6,638百万円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は15,950百万円(同22.8%増)となりました。 b.財務状況の分析財務状況の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に含めて記載しております。 c.キャッシュ・フローの状況の分析キャッシュ・フローの状況の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に含めて記載しております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性当社グループの主な資金需要は、営業活動にかかる広告宣伝費や人件費です。必要な資金は主に営業活動によって得られるキャッシュ・フローにより調達しております。また、運転資金については、当社及び連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しており、グループ内資金を当社が一元管理しております。各社における余剰資金を当社へ集中し、一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」をご参照下さい。 ⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。

※本記事は「ビジョナル株式会社」の令和7年7月期の有価証券報告書を参考に作成しています。(データが欠損した場合は最新の有価証券報告書より以前に提出された前年度等の有価証券報告書の値を使用することがあります)

※1.値が「ー」の場合は、XBRLから該当項目のタグが検出されなかったものを示しています。 一部企業では当該費用が他の費用区分(販管費・原価など)に含まれている場合や、報告書には記載されていてもXBRLタグ未設定のため抽出できていない可能性があります。

※2. 株主資本比率の計算式:株主資本比率 = 株主資本 ÷ (株主資本 + 負債) × 100

※3. 有利子負債残高の計算式:有利子負債残高 = 短期借入金 + 長期借入金 + 社債 + リース債務(流動+固定) + コマーシャル・ペーパー

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連結財務指標と単体財務指標の違いについて

連結財務指標とは

連結財務指標は、親会社とその子会社・関連会社を含めた企業グループ全体の経営成績や財務状況を示すものです。グループ内の取引は相殺され、外部との取引のみが反映されます。

単体財務指標とは

単体財務指標は、親会社単独の経営成績や財務状況を示すものです。子会社との取引も含まれるため、企業グループ全体の実態とは異なる場合があります。

本記事での扱い

本ブログでは、可能な限り連結財務指標を掲載しています。これは企業グループ全体の実力をより正確に反映するためです。ただし、企業によっては連結情報が開示されていない場合もあるため、その際は単体財務指標を代替として使用しています。

この記事についてのご注意

本記事のデータは、EDINETに提出された有価証券報告書より、機械的に情報を抽出・整理して掲載しています。 数値や記述に誤りを発見された場合は、恐れ入りますが「お問い合わせ」よりご指摘いただけますと幸いです。 内容の修正にはお時間をいただく場合がございますので、予めご了承ください。

報告書の全文はこちら:EDINET(金融庁)

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