投資初心者のための「配当金」の見方ガイド

投資を始めるとよく耳にする言葉のひとつが「配当金」。株を持っていると会社からお金がもらえる仕組みですが、初心者にとっては「どういう意味?」「どこを見ればいいの?」と疑問が多いところですよね。今回は、配当金の基本から、見るときのポイント、そしてEPS(1株当たり利益)との関係まで、カジュアルに解説していきます。

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配当金ってそもそも何?

  • 配当金とは、会社が稼いだ利益の一部を株主に還元するお金のこと。
  • 会社が「今年は利益が出たから株主に還元します!」という形で支払われます。
  • 受け取れる金額は「持っている株数 × 1株あたりの配当金」で計算されます。

つまり、株を持っているだけで「会社の利益の分け前」をもらえる仕組みなんです。

配当金を見るときのポイント

初心者が配当金をチェックするときに注目したいのは以下の点です。

  • 配当利回り 株価に対してどれくらいの配当金がもらえるかを示す指標。 例:株価が1,000円で配当金が50円なら、配当利回りは5%。 「銀行預金の金利」と比べるとイメージしやすいです。
  • 配当性向 会社が稼いだ利益のうち、どれくらいを配当に回しているかを示す割合。 例:利益100円のうち50円を配当に出すなら配当性向は50%。 高すぎると「利益をほとんど配当に使っていて、成長投資に回せていないかも」と考えられます。

EPSとの関係

ここで登場するのが EPS(Earnings Per Share:1株当たり利益)。 EPSは「会社が1株あたりどれくらい利益を稼いでいるか」を示す数字です。

  • 配当金は EPSの中から支払われる のが基本。
  • 例えばEPSが100円で配当金が50円なら、配当性向は50%。
  • EPSが伸びていれば「会社の稼ぐ力が強まっている」と判断でき、配当金の安定性にもつながります。

初心者は「配当金の金額」だけでなく、「EPSと比べて無理のない水準か」を見ると安心です。

配当金の原資に注目!

配当金は「会社の利益」から支払われます。 ただし、利益が減っているのに無理して配当を維持している会社もあります。そんなときは以下をチェックしましょう。

  • 営業利益や純利益が安定しているか
  • 過去数年のEPSの推移
  • 配当性向が高すぎないか(目安は30〜50%程度)

利益がしっかり出ている会社の配当は「持続可能性」が高いですが、赤字なのに配当を出している場合は「内部留保(会社の貯金)」を取り崩している可能性もあり、長期的には注意が必要です。

まとめ

  • 配当金は「会社の利益の分け前」。
  • 配当利回りだけでなく、EPSや配当性向をセットで見るのが大事。
  • 原資となる利益が安定しているかを確認すると「安心して受け取れる配当」かどうかが分かる。

投資初心者は「配当金が多い=良い会社」と短絡的に考えず、会社の稼ぐ力(EPS)とバランスを意識してみましょう。そうすれば、長期的に安定した投資判断ができるようになります。

※企業の配当金の推移は業績ページからご確認できます

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