実効フェデラルファンド金利とは?
アメリカの経済ニュースでよく耳にする「フェデラルファンド金利」。これは、アメリカの中央銀行(FRB)が景気や物価の安定を目指して調整する、いわば「経済のアクセルとブレーキ」のような金利です。
でも実は、「フェデラルファンド金利」には2つの種類があります。
① フェデラルファンド金利(Federal Funds Rate)
これはFRBが決める「目標レンジ」です。たとえば「5.25%?5.50%」のように、銀行同士が一晩だけお金を貸し借りする際の金利がこの範囲内になるよう、FRBが誘導します。
- 例えるなら:「今日は気温が25?30℃になる予報です」というような“目安”。
- 役割:景気を冷やしたり温めたりするための政策ツール。
② 実効フェデラルファンド金利(Federal Funds Effective Rate)
こちらは、実際に銀行間で取引された金利の「平均値」です。毎日変動し、FRBが目標とするレンジの中で動いています。
- 例えるなら:実際にその日に観測された「気温の平均」。
- 役割:市場の動きを反映する“実績値”。
違いをまとめると
| 項目 | フェデラルファンド金利 | 実効フェデラルファンド金利 |
|---|---|---|
| 意味 | 政策目標のレンジ | 実際の取引での平均金利 |
| 決定主体 | FRB(中央銀行) | 市場(銀行間取引) |
| 公表頻度 | FOMC開催時(年8回) | 毎営業日 |
最新の実効フェデラルファンド金利
最新の実効フェデラルファンド金利(2025年11月19日時点):3.88%
実効フェデラルファンド金利の推移
フェデラルファンド金利
1年間の推移

5年間の推移

出典
- Federal Reserve Bank of St. Louis, FRED:https://fred.stlouisfed.org/series/FEDFUNDS
※本ページの表およびグラフは、上記資料をもとに投稿者が作成したものです。


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