こんにちは! 最近、ニュースで「利上げ」や「金利上昇」という言葉をよく耳にしませんか?でも、「金利が上がると株価が下がるって本当?」「なぜそんな関係があるの?」と疑問に思っている方も多いはず。
今回は、サラリーマン投資家やこれから投資を始めようとしている方に向けて、「金利と株価の関係性」について、できるだけわかりやすく、解説していきます!
そもそも「金利」って何?
まずは基本から。 金利とは、簡単に言えば「お金を借りるときのコスト」です。たとえば、銀行からお金を借りるときに払う利息のことですね。
中央銀行(日本なら日銀、アメリカならFRB)が政策金利を操作することで、世の中の金利全体に影響を与えます。これが「利上げ」や「利下げ」と呼ばれるものです。
金利が上がると、なぜ株価が下がるの?
ここが本題です。金利が上がると、なぜ株価にとってマイナス材料になるのでしょうか?理由は大きく3つあります。
① 企業のコストが増える
企業が設備投資や運転資金のためにお金を借りるとき、金利が高いとその分コストがかかります。つまり、利益が減る可能性があるということ。利益が減れば、当然株価も下がりやすくなります。
② 消費が冷え込む
住宅ローンやカードローンの金利も上がるので、個人の支出が減る傾向に。企業の売上が落ち込むと、やはり株価にはマイナスです。
③ 債券の魅力がアップ
金利が上がると、債券の利回りも上昇します。すると「リスクのある株より、安全な債券でいいや」と考える投資家が増え、株式市場からお金が流出することに。
逆に、金利が下がると株価は上がる?
その通り! 金利が下がると、企業はお金を借りやすくなり、投資や雇用が活発になります。個人もローンが組みやすくなり、消費が増える。結果として企業の業績が良くなり、株価が上がりやすくなるというわけです。
金利と株価の関係をどう活かす?
ここまで読んで、「なるほど、金利が株価に影響するのはわかったけど、じゃあどう投資に活かせばいいの?」と思った方へ。以下のポイントを意識してみてください。
金利の動向に注目する:FRBや日銀の会見、経済指標(CPIや雇用統計)をチェック!
金利上昇局面ではディフェンシブ銘柄を検討:食品、医薬品、公共事業など、景気に左右されにくい業種が狙い目。
金利低下局面ではグロース株に注目:ITやハイテクなど、将来の成長を期待される企業が恩恵を受けや
まとめ
金利と株価の関係は、投資をするうえでとても重要な視点です。 「金利が上がると株価は下がりやすい」「金利が下がると株価は上がりやすい」という基本を押さえておくだけでも、投資判断の精度がグッと上がります。
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